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患者様の受診事例【パニック障害】

ケース1 Aさん 50代女性

 [来院経緯]
家族以外と接するのが苦手で、閉所や多くの人がいる所に行けない状態で、公共機関は利用できないパニックの発作が出る方でした。また昔、歯医者にトラウマを感じる出来事があり、それ以来30年近く歯医者に行けていない状況でした。
歯が抜けているところや、違和感があるところがあり、当初、お子様にだけご相談されていましたが、なかなか配偶者の方には相談できずに悩まれており、一念発起して、まずはお一人で来院されました。

[お悩み事]
歯がない所に対してのコンプレックスをお持ちで、常にマスクをして外出せざるを得なくなり、「自分の歯はボロボロだ」という思い込みも強く、人付き合いが苦手になってしまっていました。明るい笑顔が失われ、お子様方にも心配されることを悩まれていたため、将来の健康についても考えて、マスクなしで過ごせ、健康な毎日を過ごしたい!とお感じになられていました。また、治療の回数はなるべく少なく、パニックが起きない環境をご希望でした。

[症例]
抜歯3本(即時埋入)、インプラント治療を合計4本埋入しました。また、レジン充填による修復7本、クラウンによる補綴治療2本を実施しました。待合室では軽いパニック発作をはじめは起こされましたが、カウンセリングの時間を十分に当院スタッフとお取りしてお話ししていく中で、徐々に環境に慣れていただき、静脈麻酔法により、歯科治療を滞りなく受診することができました。これにより、見た目も綺麗になり、マスクなしでも人前にでられるようになった他、食事も不自由なく摂取することができるようになりました。

[予後]
歯の健康維持のためにメンテナンスにもしっかりと通院いただけるようになった他、これまでの歯科治療の経験を通じて、これまではスーパーへの買い出しも行けなかったのが、笑顔でスーパーにも行くことができるようになられた他、列に並ぶとパニック発作が高い確率で起こっていたものが、歯科治療後はパニック発作も出にくくなられました。

[治療費用・治療期間・治療法のリスク及び副作用]
  治療費  284万円(税込)
  治療期間 約5か月(3回)

今回は、インプラントと審美補綴治療等を組み合わせて、咬合と見た目を最適化する治療法を選択しました。ご来院の都合上、期間は伸びましたが、3回の静脈内麻酔法を実施して治療も終了しました。静脈内麻酔法は、通常の歯科麻酔とは異なる専門的な薬剤を用いることから、適切なバイタル管理が行われなければなりません。また、術後は薬の効果が残っていることがあるため、眠気が継続することがあり、車等での通院には注意が必要です。インプラント治療は、十分な歯槽骨の量が確保されていることが必要であり、また糖尿病などの全身疾患を有する方の場合は、実施できない場合がある他、インプラント体が歯槽骨に十分に結合せず抜けてしまう場合があります。クラウンにはセラミックを選択されました。セラミックは噛み合わせの状態や歯ぎしりなどの習癖の状況により、割れる場合もあります。


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