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プランを実行するかどうかは患者さん次第です

「信頼関係」なくして、本当の無痛歯科治療はありえません。少なくとも、それが私の提唱する無痛歯科治療であり、私自身のポリシーと言えます。

カウンセリング

みなさんもよくおわかりのように、信頼関係というものは、それほどたやすく結ばれるものではありません。性格による個人差はあるものの、ある程度時間も必要ですし、何よりお互いに心を開き、相手を受け入れようという姿勢が重要です。

無痛歯科治療における初診はカウンセリングからスタートしますが、そのために割く時間は最低でも1時間半と設定しています。

カウンセリングを始めると患者さんの口をついて止めどなくあふれ出します
プロフィールそして、実際にクリニックを訪ねてカウンセリングを始めると、ある時点から堰を切ったように、心の中に閉じ込めていた悩みや悲しみ、苦しかった経験などが、患者さんの口をついて止めどなくあふれ出します。

そんな時は、多くの患者さんが、泣いてしまわれます。その涙は、これまで抱え込んできたつらい思いを洗い流すために必要な涙です。私たちは決してそれをさえぎることなく、患者さんの思いをまるごと受け止めるようにしています。

そうして患者さんの気が済むまで話していただくわけですが、患者さんが思いを出し切って、「もうこれてすべて話しました」と納得されるまで、何時間でもお付きあいします。これまでの最長は4時間でしたが、それ以上になろうとも、とことん患者さんにお付きあいをする覚悟です。

カウンセリングでは、基本的には「聞くこと」に徹しはします。しかし、「歯科治療が受けられなかったのは、何も患者さんが悪いわけではない」「極端な怖がりだったり、わがままなわけではない」ということも、きちんとお話します。

患者さん自身が自己否定をしてしまっているのです。自分を肯定できずにいると、治療をする自信もなかなか湧いてきません。治療への一歩を促すために、まず私たちが患者さんを肯定し、患者さんが単なる怖がりでも、わがままでないことを教えてあげるのです。

ちなみに、このカウンセリングは料金はかかりません。初診で必要なのは初診料とレントゲン撮影料や指導料などで、「カウンセリング料」というものは設定していません。これはどんなに長時間に及んでも同じです。

患者さんの歯の状態を目に見える形にします

カウンセリングカウンセリングで患者さんが心を開いてくれた時点で、お口の中の状態を見せていただきます。その際、必ず「診てもいいですか?」ということを確認します。

患者さんのできる範囲で診察を行った後で、レントゲン写真の他、写真画像などを使いながら、歯や歯ぐきがどうなっているかを説明します。

ていねいに説明していくことによって、なんとなく眺めていたレントゲン写真や口腔写真は、患者さんにとっても意味のあるものになっていきます。つまり、歯の状態、口の中の状況が、しっかり目に見える形になるのです。

この時点で、患者さんはあらためて自分の口腔内と向き合うことになります。ほとんどの方が長らく放置せざるをえなかったために、深刻な状態になっています。

つらい現実を突きつけるようで申し訳ないのですが、事実を事実としてまず受け入れなければ、今後の対応、つまり治療をすることはできません。ひるがえっていえば、ここが具体的な治療のスタート地点なのです。

患者さんと二人三脚でつくりあげる納得の治療プラン

プロフィールどこにどのような問題があるのか現状を把握できると、おのずと治療のプランを導き出すことができるようになります。プランを立てる際も、患者さん自身の意思を尊重し、二人三脚で行うようにします。

とはいえ、患者さんに歯科治療の知識があるわけではないので、最初に私がモデルプラン的なものを打ち出します。患者さんの状態を把握した上で、どのような治療が望ましいか、その治療に使う材料の材質は何が適しているか、ということまでプランニングします。ただ、これは私側、つまり医師の立場から考え出したプランであり、料金や患者さんの希望まで反映しているわけではありません。

歯科治療の苦痛を可能なかぎりなくし、回数を少なくしたうえで、よりよい材質のものを使って治療するとなると、どうしても保険治療の範囲では制限が多すぎて対応できなくなってしまいます。治療後のことも見越したうえで、患者さんの求める料金と治療の質とを天秤にかけながら、いくつかある選択肢の中から最善の案を導き出します。

ここで綿密に話し合いながら、患者さんと一緒にプランを立てていくことも、信頼関係を築くためには大切です。

ただし、初診で立てるプランは、最終決定ではありません。現在のところおおむね最初のプラン通りの治療になっていますが、実際に歯の内部を見てみたら思った以上に悪化していたとか、途中で患者さんの考えが変わったという場合など、途中経過での変更はあります。そのあたりは患者さんに納得いただけるように説明しながら、臨機応変に対応していくようにしています。

プランを実行するかどうかは患者さん次第

プランを実行するかどうかは患者さん次第カウンセリングを終えて、治療内容から期間、回数まで、一応のプランが完成します。救急治療の必要がなければ、初診で行うのはここまでです。

あとは、実際に治療へと一歩を踏み出すかどうかを、患者さん自身に決めてもらうのです。その日のうちに決めることができない場合は、持ち帰ってもらって後で返事をいただくようにしています。

この点についても、あくまで患者さん主体にすることが大切です。ですから、もし治療に踏み込めなかった場合も決して無理強いせず、患者さんが治療に向かえる時を待ちます。

あくまでも受け入れ態勢です。いえ、それよりも、いつでも歓迎するといったところです。患者さんが来院されるのが何年か先になり、その分、歯の状態がさらに悪化したとしても、その時が患者さんによって「最適な時期」なのであれば、それがベストだと考えたいのです。

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