口の中に物が入るとオエッとなる方の反応は、嘔吐反射と呼ばれています。
嘔吐反射は、専門的には「異常絞扼反射」(Gagging Reflex : 以下 GR )と呼びます。
GRは一般的に、
「歯型の型どりができない」 「奥歯のレントゲンを撮影する時に苦しい」
などの状態がよくみられますが、
症状のひどい方になると
「前歯をさわられるのも気持ち悪い!」
「歯科用の鏡が口の中に入るだけで(どこにも触れていないのに)気持ちが悪い!」
「歯科治療を想像するだけで吐き気がおこってしまう!」
といったこともあります。
● 歯ブラシはできますか?
● お口の中に歯科の器械を入れる事ができますか?
● ネクタイを締める事ができますか?
以上ができなければかなり重症な方です。
そういう場合は精神安定剤や制吐剤などの服用も必要かもしれません。多くの場合、歯科の型を取るときの嘔吐反射は緊張と不安からくる場合が考えられます。過去の記憶や、潜在的恐怖心からおこる場合があります。
一般的なGRの対処法としては
口腔外科とは難しい抜歯や口の中の炎症、腫瘍、骨折や顎関節症を専門に扱う診療科です。通常、難しい抜歯は、大学病院の口腔外科で抜歯を行うのが一般的ですが、当院では抜歯をするのに大学病院に足を運んでいただく必要がありません。
1. 治療を受ける姿勢は,寝た状態ではなく,座った状態で受ける。
2. 型どりやレントゲン撮影の際には、顎を引き、出来るだけゆっくり鼻で呼吸する。
3. 腹筋に力を入れる、またはみぞおちを強く押す
4. 足を上げた状態にする。
5. 治療の間できるだけ他のことを考える。
といった方法が、よく用いられます。
本来の嘔吐反射は、生体の防御反応なのですが、歯科治療でのGRは、治療に対する不安や恐怖心など心理的な要因によって引きおこされるものです。心理的な要因によって引きおこされるなら、気持ちを落ち着かせることによって症状を抑えることが可能です。その証拠に、どんなに重度のGRの方でも、食事をとるときにはGRはおきません。
しかし、上記の方法を用いても、
効果のない方も多いのではないでしょうか。
嘔吐反射は、過去の治療において痛かったり怖かったりした経験から、歯科治療に対して精神と身体が過剰に反応し、悪循環してしまう、いわゆる心的外傷(トラウマ)でもあります。
また嘔吐反射がおこるのではないだろうか?
「歯科用の鏡が口の中に入るだけで(どこにも触れていないのに)気持ちが悪い!」
「歯科治療を想像するだけで吐き気がおこってしまう!」
そういった心理的因子が大きく影響しています。
歯科治療を受けたいけど、受けられない・・・
大阪中之島デンタルクリニックでは、各種鎮静法などにより、程度に応じた嘔吐反射への対応を行うことにより、つらくなく快適に歯科治療を受けていただけます。


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