静脈内鎮静法Q&A
静脈内鎮静法でよくある質問をまとめました。
皆様のご参考になれば幸いです。
※静脈内鎮静法は自費診療になります(一部保険診療対応可)
静脈内鎮静法とは?
静脈内鎮静法は、精神安定薬数種類を組み合わせて腕の静脈に投与し、治療に対する不安感や恐怖心を和らげるものです。基本的には意識を残した状態ですが、当院では、ほとんど眠ってしまう状態にまで行う場合もあり、治療中の不快な経験・記憶が残らないようにする(健忘効果といいます)ことが多いです。術中のことを、全く覚えて無い人もいます。術後の患者様の満足度は一様に高いです。
痛みは?
静脈注射の際の痛みは失くせませんが、きわめて細い針を使用するので、それほどつらくはないと言われる方がほとんどです。鎮静法では麻酔効果は得られないので、痛みを伴う治療には局所麻酔が必要です。しかし、上記の健忘効果で、治療中の不快な経験が残らない場合がほとんどです。
危険性はないのでしょうか?
全身麻酔と違って、問いかけには反応できて、また生体の防御反射も保たれているので、安全性が高いです。
実際、どんな感じですか?
薬を投与すると、リラックスした状態 (例えば、お風呂で湯船に漬かっている時のような気持ちいい感じ。あるいは、布団の中でウトウトしているような感じ。) から、1~2分以内で眠くなり、寝てしまいます。 すると治療にともなう不快な痛みや音などがあまり気にならない状態の中で治療を受けられます。しかし、こちらが問いかけると、反応します。術中の事は、ほとんど覚えてないです。
当日の注意事項は?
いくつかありますが、概ね以下のような点にご注意下さい
・通院手段 車や自転車の運転は控えて頂きます。
(術後は、眠け、ふらつくことがありますから醒めるまで、医院で休んで頂きます)
・付添人 なくても良いですが,帰宅手段などを考えると、いてくれればbetterです。
・体調の確認 発熱や風邪症状その他の体調不良時は延期いたします。
・服装 点滴をするので、腕をまくれる服装が良いです。
・お化粧 術直前は、口紅を取っていただき、マニキュアはしないでください。
・食事 満腹状態は避けて頂いた方がbetterですので、軽めにしておいて頂きます。
・常用薬 いつも通り服用してください。
・術後 当日、家に帰ってからは、安静にしていただきます。
どのような方に使えますか?
歯科治療が本当に嫌いな方、歯科治療中に具合が悪くなられたことのある方(歯科恐怖症)お口の中の手術を受ける方(親知らずの抜歯、歯周病の手術など) インプラントをご希望の方 短期間で早く治療を終わらせたい方(多数歯う蝕など) お口の中に物が入るとオエッとなる方(嘔吐反射の強い方)
脈内鎮静法は、年間どれくらい行っているのですか?
当院(山本歯科)過去5年の実績で、年間約200~300人の方が治療を受けてきています。
病気があってもできますか?
心疾患・高血圧・糖尿病・肝疾患・腎疾患・精神疾患等、術前に問診し、問題がありそうな場合は、医科に対診します。 疾患の状況によっては、鎮静法ができない場合もあります。
鎮静法をしても怖いですか?
初めての時は緊張されますが、点滴のあとは寝てしまうので、その後は怖さはありません。鎮静法を受けた方は、次回も希望される方が圧倒的に多く、それほど苦痛や怖さは少ないということです。

